皆さん、こんにちは!
行政書士の小谷孝博です。
当ホームページにお越しいただきありがとうございます。
横浜市で、横浜トリニティ行政書士事務所を開業し奮闘中です!
最初に自己紹介をさせていただきます。
私は、大学を卒業後民間企業(鉄鋼メーカー)で約40年間働き、令和3年に退職しました。当初のんびり余生(?)を過ごそうと思っていましたが、何か社会に貢献できる仕事がないかと思い始めました。これまでの社会人経験に新たな勉強知識をプラスして、社会や地域の方々に貢献できるような仕事を探しはじめました。
学生時代に学んだ民法や行政法、社会人の時に仕事で必要だった労働法や会社法そして契約法などは、会社を辞めても身近で生活に関係することが多々あることに気が付きました。数ある仕事の中で行政書士が最もその経験を生かすことができるとわかり、久しぶりに机に向かって受験勉強をしました。
令和5年1月に行政書士試験に合格し、その後横浜市内の在留資格をメインとする行政書士事務所で、パートタイムで修行をさせていただきました。先生の丁寧で分かりやすいご指導で、沢山のことを学び実践することができました。
本当に偶然ですが、同じタイミングで行政書士試験に合格した学生時代の友人がいて、外国人の在留資格等に興味を持っているもう一人の友人とともに、将来一緒に事務所を経営したいとの話になりました。事務所名は3人の活動を意識して命名しました。
まず私が先行して開業しました。
皆さんは、民間企業の仕事で行政書士の仕事に関連することなんかあるのだろうかと思われるかもしれません。結構色々あります。いくつか例をご紹介したいと思います。
その1:私が入社後間もなく、鉄鋼業は大不況に陥りました。鉄の注文が大減少し工場の一部又は全部停止せざるを得ない期間が2年以上続きました。私はその時工場の人事労働部門にいました。工場が停まって仕事がない人の臨時の働き先を会社の先輩とともに探し、仕事がなくなった人に紹介することを職場の上司の方々とともに行いました。それでも仕事が十分見つからな場合は、社内の教育訓練や休業をしていただき国に雇用調整助成金を申請しました。その頃は制度が出来たばかりで、受付窓口の労働基準監督署に何度も相談しに伺った記憶があります
その2:工場から本社の営業部門に異動しました。主に製品の輸出営業販売でした。直接海外の需要家に買っていただいたり、一旦国内需要家に買っていただいた後海外に出荷することもありました。そのため英語と日本語で契約書や製品仕様協定書などを検討する仕事が日常的にありました。
その3:海外事務所3か所(アメリカ、ドイツ、トルコ)に駐在しました。自分と家族のビザ(その国の在留資格査証)の取得から始まり、住む家を探して賃貸契約をしたり車の購入も自分でしました。税金支払や保険加入など日本では簡単にできることが外国では簡単ではないこと等実感しました。仕事では、海外需要家との交渉、海外の会社との海外合弁会社設立や運営、現地社員の雇用関係の仕事にも携わりました。
その4:子会社の設立運営を行いました。外国会社との国内合弁株式会社設立や実際の運営を行いました。
その5:グループ会社の産業廃棄物の保管運搬や有効利用を推進しました。製品製造過程ででる産業廃棄物の有効活用のため、保管や加工のための手続や、製品としての再利用販売を推進しました。県や市の産業廃棄物担当部署には大変お世話になりました。
いずれの場合も、関連するルールや法律を理解し、関係する役所と必要な相談を行いながら、①相手方②私(会社)の間で、ウィンウィンの合意を作ることが仕事でした。
行政書士の仕事は、非常に多岐にわたります。行政書士事務所で実際に修行をした分野は、外国人の日本の在留資格取得更新変更等と技能実習生関連です。限られた分野ですが、お客様のご要望と実際の状況を理解し、必要な資料に基づいて、該当性と適合性を正しく申請書類にしたためる事を勉強し、実践しました。
勉強すべきことや、最新の情報や法律等の入手は終わることがありません。常に前向きに取り組み考え実践してゆきます!